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採集ブログ

「かたち」にするまでのプロセス
[ No. 3 ]

Web制作のお仕事をするなかで、私の役割はお客様の意図や要望を把握すること。

そしてデザイナーやクリエイター、プログラマーなどに、その目的を的確に伝えてお客様の要望通りのものを形にすることです。

 

ときには、こちらの考えを伝える手段として、

お客様&作り手の両方に向けて、提案書を作ることもあります。

 

勿論、ホームページとしての「かたち」にしてからが、最も重要なプロセスであります。そのことを前置きしておいて、

今日はその前段の「ヒアリング」について、最近私が新鮮なものとして感じたことを紹介します。

 

あたりまえの話ですが、良いホームページを作るために、

そしてお客様のニーズに合ったものを提供して満足してもらうために、

その要望を確実にインプットしなくてはいけません。

そのためには精度の高いヒアリングが必要になってきます。

 

基本の営業ツールのようなものでは、ヒアリングシートを用意したりして、取りこぼしなくポイントを押さえることも必要になります。

私たちも、いつ・誰が、お問い合わせを受けてもキチンと対応できるように、

「問い合わせ用」のチェックシートを活用したり、

ヒアリングの際に使うシートを利用したりしています。

 

場合によっては、初回のヒアリングの際に概算の費用や、こちらの考え(アイディア)の提出をご要望されるお客様もいますので、要望に沿った対応をすることになります。

 

私自身、日々もっと精度の高いヒアリングの必要性を感じたり、

自分の中で失敗~反省を繰り返したりしている。

これが現実の毎日のような気がします。

 

先日、お客様にお伺いし、そのヒアリングのなかで参考にしていきたいやり方(考え方)がありました。

 

そのお客様は工務店様で、注文住宅やリフォームを主力とした会社様。

今回はホームページではなく、会社案内のオーダーをいただき、その日は直接社長からヒアリングをすることができました。

 

住まい作りも、物は違えど、ヒアリング→提案→同意→着工。

この流れは私たちと同じです。

私は、そのやり方や社長の拘り、特徴を掴む目的でいろいろお話をお聞きしました。

 

やはりお客様の要望として、

 

床は○○木材のフローリングが良いとか、リビングは南向きで○○色の壁が良いなど、

 

事細かくいろいろとご要望されるのは当然なのですが、

社長は重要なポイントをこう言っていました。

 

「どうしてそういう好みなのかを理解するようにしている」

 

私なりの解釈ですが、

例えば、

 

ご主人の趣味は○○だから、○○が好きだからこうしたい。

お子さんが何歳ぐらいで何人だからこういうスペースが欲しい。

そもそも○○に拘ってこの土地を選んだ。

 

など、

 

こういう事を時間をかけてインプットし、設計書を見てもらうそうです。

 

時間をかけて・・・、

どういう風に時間をかけるかというと、何度もご主人とヒアリングというより話をするそうです。

電話だったり、お伺いしたり。アポなしでです。

 

ヒアリング後、数週間後にご連絡・・・、のような時間のかけかたではなく。

お客様と様々なものを共有することに時間をかけている。そう解釈できました。

同時に、何気なしに連絡したり、お伺いすることで、お客様の安心つながるという事もいっていました。

 

私たちには、これと同じことをするのは現実的ではありませんが、

「あなたと一緒に」「お客様と一緒に」作り上げていく。

という考えを実践するための、新鮮なヒントになったような気がします。

 

ところで、工務店様の会社案内パンフレット。

どういうデザインの・・・、

どういう活字で目を引くか・・・、

悩み多かった私も、

このヒアリングでかなり明確なものがイメージすることができました。

 

自己満足
[ No. 2 ]

自己満足だなと、そういう印象を受けるホームページ、私は良く見ることがあります。

自分たちが作ったものも含めてですが。

というより、自分たちが作ったものの方が多かったりします。

 

私たちのようなお客様にサービスを提供する立場のものにとって、「自己満足」は天敵と考えるようにしています。

 

自分が売りたい商品・サービスを、自分の想い優先で表現してしまうのです。

そうなった時点で、効果的なホームページではなくなってしまいます。

アクセス数は十分なのに売れない・・・、などの症状はこうしたことが原因として多いようです。

単純なことですが、

自己満足が見る人にとって魅力のないホームページにしてしまうのです。

Web事業歴16年の弊社でも、わかっていてもよくやってしまいがちなことで、本当に注意が必要なチェックポイントになります。

 

そしてまた、お付き合いの長いお得意様に限って、信頼関係が邪魔をして、その自己満足をご指摘されないことが多いのです。

 

作り手である、デザイナー、クリエイターもある意味「職人」的な拘りが必要とされ、

それは、見る人の満足のための職人気質でなくてはいけない。

常識的な解釈なのですが、のめり込めばのめり込むほど、

そのお仕事への想いが強ければ強いほど自己満足の流れになってしまうことが多いのです。

 

悩みでもあり永遠の課題でもあります。

 

解決策は・・・、

やはり出来るだけ多くの人に見てもらうことしかないと思っています。

しかも遠慮しないでストレートに助言してくれる人でなければ効果はないです。

 

私たちが実践の徹底を心掛けているのは、自分の家族に見てもらう事。

そうすると、以下のような言葉が返ってくるケースが非常に多いのです。

 

数値は図っていませんが、何となく多い順に・・・

1、「判りにくい」

2、「どこから注文するの?」

3、「フォーム入力が面倒、ややっこしい」

4、「意味わかんない」

5、「つまんない」

 

どれもデザイナー、クリエイターが直接言われたら凹んでしまうような言葉ばかりです。

 

でも、この様な助言を得る機会は非常に大切で、意外に難しいのです。

 

「デザインクオリティが高いですね」、などのお褒めの言葉をいただくケースも沢山ありますが、こういうのは聞く機会が非常に多く、しかも我々はプロなのだから当たり前のこと。

しっかり自覚しておかないと、自己満足への一方通行に陥ってしまうのです。

 

Webに限らず、どの世界も同じ事だとは思いますが。

 

持つべきは、「優しい友」より「厳しい友、同僚、上司」。

このことを忘れないで日々学んでいきたいと思います。

ホームページが営業してくれたら
[ No. 1 ]

「ホームページは24時間働いてくれる優秀な営業マン」と良く言われています。

それには、私たちWebを商いとする企業人も、その私たちが「お客様」と位置付ける法人様や商店主も同じ期待を持っているものだと思います。

 

私たちが運営する「HPおまかせ.com」。このサイトもホームページに営業をさせたくて作ったものですが、Webをお仕事としている私たちでも、このサイトに集客し、訪れた人たちに満足してもらい、迷いなくご発注いただくのは、簡単ではありません。

 

そして、日々の私たちの課題として、

ホームページを綺麗にカッコよく作れても・・・、サーバや仕組みの提供ができても・・・、

肝心のお客様の「商品」や「魅力」を理解し効果的なコンテンツを作り出すことができなければ、ホームページは営業マンとして稼いではくれません。というのがあります。

 

もし、お客様の商品や魅力を正確に理解出来たとしても、それをダイレクトに、そして効果的な活字として表現出来なければ・・・・、

日々進化するITツール、テクニック論、これらも重要ですが、紙媒体でもネット媒体でも総じて重要なのは、魅力的な表現力や理解力、想像力などなのではないかと思うのです。

 

~そして、7つのコラムコンテンツ~

お客様と一緒に「良いホームページ」「効果的なホームページ」の実践。

その一つとして、このHPおまかせ.comの運営に携わるスタッフ7人で、私たちが毎日の中で学んだことや、ときにはお客様から学んだことなどを書き記していくことにしました。

 

不定期にはなりますが、

ベテランから新人までの7人が「お客様と一緒に」の精神をもとに、少しでもためになる情報になるように、そして何より読んでもらえることを目標に、コラム更新を頑張りたいと思います。