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採集ブログ

ハンドメイドなお仕事
[ No. 277 ]

昨日は、
お客様である「環境整備公社」さんに訪問してきました。

公社
▲松森にある「仙台市環境整備公社」様です。

制作中であるホームページの、
コンテンツで使用する写真を撮らせてもらうためです。

一言で「ごみの処理」と言うと、
オートメーション化された、
プラントなどをイメージしてしまっていましたが、
この目で、
様々な種類の施設を拝見して、
それは違う事を学びました。

「粗大ごみ」や、
「環境ごみ」の出し方。
その様なレベルの、
いわゆる一般市民が把握すべき情報も、
ちゃんと理解していない自分なので、
今回の取材はとても刺激的な学びになりました。

学びその1
「スプリングベッド」の処理。

今回は、今泉にある粗大ごみの処理施設も拝見。
そこで待っていたら、
荷台に沢山の「ベッド」が積まれたトラックが到着しました。

スプリングベッドは、
中に入っているスプリングや枠などの金属をリサイクルします。
そのため、
それを綺麗に取り出さなくてはいけません。

ご担当の課長様にお聞きしたら、
昔はそのまま焼却していたそうですが、
いまは「鉄」を分別しなくてはいけなくなったそうです。

自分はてっきり、
でっかい機械でバリバリ破砕し、
鉄だけ振り分けでもする。
そんな感じに思っていたのですが。
何んと全部手作業でやるそうです。
これは相当の重労働だそうです。

しかも、
ベッド解体など、
それぞれの解体作業は、
すべて「入札」によって作業単価が決められるそうで、
現実のご苦労を理解することができました。
・・・正直、大変なお仕事です。

学びその2
「ペットボトル」。

清涼飲料水、水、醤油などの調味料・・・。
今はあらゆるものがペットボトルで売られています。
確か、
パッケージは剥がしてごみ出し。
が原則でしたが、
実際にはほとんど「剥がされていない」のです。
全部手作業で剥がすそうです。

ちなみに、
モノは違うが、
空き缶の中の「吸い殻」。
これも全部、手で取るのです・・・。
自分でやる事を想像すると、
ちょっと考えられませんね。
吸い殻は灰皿へ。ですね。

話しはペットボトルに戻して。
我々がペットボトルと呼んでいる物は、
1~4までの番号が印字されていて、
ペットボトルとして再生できるのは、
「1」の番号が印字されている物だけなのだそうです。
他の2~4は「プラごみ」なのだそうです。

20151216_kankyoseibi_p2
▲トマトジュースのパッケージに「1」が。見えますか?

みなさん、知っていましたか?
自分はまったく知りませんでした。

学びその3
「瓶」。
昔、自分が子供の頃は、
ビール瓶や、
コーラの瓶を拾ってきて、
酒屋さんに持っていくとお金に替えてくれましたね。
確か、
1本10円だったと思います。

20151216_kankyoseibi_p1
▲瓶にも再利用が出来ない部分があり、
それは埋め立て処理をするしかないそうです。

今は、
1本3円程度。
しかも、換金できる瓶は、
かなり限定された種類の瓶だけになっている様です。

瓶に刻印された「R」の文字。
リターナルという意味で、
リサイクル可能な瓶で、
これのみが換金できるとの事。
20151216_kankyoseibi_p3
▲リターナルの「R」

仙台のごみ処理の道具で、
かなり珍しいものもあるそうです。
それは「トレー」です。
ごみを入れるプラスチックの箱ですね。

仙台では、
ごみの運搬はこの「トレー」を使います。
昔からの、
見慣れた当たり前の光景なので、
どこも同じだと思っていたら、
箱を使うのは仙台市だけなのだそうです。

「仙台スタイル」と呼ばれていて、
業界ではとても珍しく、
他県からの見学も多く来るそうです。

最後に、
解る様な気がする、
とても理不尽なお話し。

粗大ごみの処理施設には、
平日はいつでも粗大ごみを持ち込めます。
もちろん有料です。
仙台市では99キロまで1,000円でしたっけ?

これの受付は市の職員さん。
中で処理をしてくれるのは「公社」の職員さん。
簡単に言うと、
受付と実作業はまったく違う会社がやっている。
ということ。

受付職員さんも流れ作業なだけに、
ついついそっけない対応になってしまう事も有る様で。
「ぶち切れ」したお客さんが、
処理施設に入ってくるそうです。
それの対応が一番大変・・・。
と言っていました。

今回の取材で、
あらためて。
ごみはキチンと分別したり。
缶の中に吸い殻なんか入れない様にしたり。
粗大ごみをださいな様に、
物を大事に使わなくてはいけない。
そう思いました。

以上。
処理施設を見学しての感想「作文」でした。笑

忘れない様にしましょう^^