地元の公共施設で学んだこと

地元の公共施設で学んだこと


元旦の朝の風景。私の地元にある松森工場です。
今日はこの松森工場と隣接している「仙台市環境整備公社」についてのお話です。
松森工場の左側の建物群が仙台市環境整備公社。右側はスポパーク松森です。
画像をズームして確認してくださいね。

 


入口はこんな感じです。

 

仙台市環境整備公社さんは、
仙台市からの委託のもと、缶やビン・ペットボトル・廃乾電池類などをリサイクルするために、
それらの収集と選別などを行っています。
他にもペット斎場業務のほか廃棄用スプリングペットの運搬業務など、
私たちの生活に無くてはならない業務を一手に担っている会社さんです。

この会社さんからホームページ制作のご依頼を頂いたのは3年前のこと。
それまでは、近隣に住んでいながらその存在を知りませんでした。恥ずかしながらですね。

 

今日は、
その3年前に見学した時の事を思い出して書いてみました。
ホームページ制作の取材だった事もあり、
いろいろ突っ込んだ質問をさせてもらいました。
その中でとてもためになった学びが3つほどありました。

 

公社
公社の構内。仙台市民にはおなじみの車両ですね。

 

ここを見学させてもらう前までは、
「廃棄物分別・処理」と言うとオートメーション化されたプラント的なものをイメージしていました。
しかしこの目で、
様々な種類の施設を拝見し、それは違う事を学びました。

私は普段から「粗大ごみ」や「環境ごみ」の出し方も
ちゃんと理解できていないところがあったので、、、
そういう意味でもこの取材はとても学びになりました。

 

学んだ事その1
「スプリングベッド」の処理。

この日はこちらを見学する前に、今泉にある粗大ごみの処理施設も拝見。
そこで待っていたら、
荷台に沢山の「ベッド」が積まれたトラックが到着しました。

スプリングベッドは、
中に入っているスプリングや枠などの金属をリサイクルします。
そのため、
それを綺麗に取り出さなくてはいけません。

ご担当の課長様にお聞きしたら、
昔はそのまま焼却していたそうですが、
いまは「鉄」を分別しなくてはいけなくなったそうです。

私は巨大な専用機械かなんかが存在し、
それでバリバリ破砕して鉄だけ振り分けるのだろう。
そんな感じに思っていたのですが、何んと全部手作業でやるそうです。
これは相当の重労働だそうです。

しかも、
ベッド解体をはじめとする様々な解体作業は、
すべて「入札」によって作業単価が決められるそうで、
これまで知らなかった影のご苦労を理解することができました。
とても大変なお仕事です。

 

学んだ事その2
「ペットボトル」。

清涼飲料水、水、醤油などの調味料・・・。
今はあらゆるものがペットボトルで売られています。

パッケージは剥がしてごみ出し。これが仙台市のルールです。
しかし実際にはほとんど「剥がされていない」のが現状だそうです。
そしてこれもまた、全部手作業で剥がすそうです。
これには私も思い当たる節があり、ちょっと耳が痛いお話でした。

ちなみに、空き缶の中の「吸い殻」。
身に覚えのある人いませんか?
これも全部、手で取るのです・・・。
自分でやる事を想像するとちょっと考えられませんね。
吸い殻は灰皿へ。徹底です!

話しはペットボトルに戻します。
私たちが総称としてペットボトルと呼んでいる物には、
1~4までの番号が印字されていることを教わりました。
ペットボトルも4種類に分類されるという事ですね。
その中でペットボトルとして再生できるのは、
「1」の番号が印字されている物だけなのだそうです。
他の2~4は「プラごみ」なのだそうです。

 

20151216_kankyoseibi_p2
トマトジュースのパッケージに「1」が。見えますか?

 

みなさん、知っていましたか?私はまったく知りませんでした。

 

学んだ事その3
「瓶」。

私が子供の頃は、
ビール瓶やコーラの瓶を拾ってきて、
酒屋さんに持っていくとお金に替えてくれましたね。
確か、
1本10円だったと思います。

 

20151216_kankyoseibi_p1
瓶にも再利用が出来ない部分があり、
それは埋め立て処理をするしかないそうです。

 

現在は(取材当時の3年前)1本3円程度。
しかも、換金できる瓶は限定された種類の瓶だけになっている様です。

瓶に刻印された「R」の文字。
これはリターナルの頭文字でリサイクル可能な瓶を意味します。
これのみが換金できるとの事。
20151216_kankyoseibi_p3
リターナルの「R」

 

それと、知らない人に自慢して教えてあげたくなる様なお話も聞けました。
なんでもごみ処理の道具の中で、
仙台市独自のかなり珍しいものが存在するそうです。

それは「トレー」です。
空き瓶や空き缶を入れるプラスチックの箱ですね。

仙台市では、
運搬の際この「トレー」を使います。
昔からの見慣れた当たり前の光景なので、
全国共通だと思っていましたが、
トレーを使うのは仙台市だけなのだそうです。

業界ではこれを「仙台スタイル」と呼んでいて全国的にはとても珍しく、
他県からの見学も多く来るそうです。

 

粗大ごみの処理施設には、
平日はいつでも粗大ごみを持ち込めます。
もちろん有料です。
ちなみに仙台市のホームページによれば、
仙台市では100キロまで1,500円。100キロを超える場合は10キロごとに150円加算。とありました。

しかしここでも初めて知ったご苦労がありました。

粗大ごみの受付は市の職員さんが行い、
中で処理をしてくれるのは「公社」の職員さん。
受付と実作業はまったく違う会社がやっているということで、
両社の疎通も重要だし、お仕事がより複雑になるわけです。
ちょっとした分別や置き場所の間違いなどがあると、
やらなくちゃいけない事が増えて大変になるということでした。

今後、利用するにあたり知ることが出来て良かったなと思いました。

 

この見学で、
ごみはキチンと分別したり。
缶の中に吸い殻なんか入れない様にしたり。
粗大ごみをださいな様に物を大事に使わなくてはいけないな。
あらためてそう思いました。当たり前の事なんですが。。。

 

■ご参考

制作実績  仙台市環境整備公社
https://www.hp-omakase.com/hp-works/?p=450

仙台市環境整備公社オフィシャルサイト
http://www.s-kankyo.co.jp/

ワケルネット
https://www.gomi100.com/

 

これを機に、
皆さんも地域のごみ出しルールを再度チェックされてはどうでしょう。

 

最後まで見ていただきありがとうございました。

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