日本で最初の水力発電所

日本で最初の水力発電所


牛越橋の上から見た広瀬川。この近くに東北電力が管理する施設あります。
それは日本で最初の水力発電所とされる「三居沢発電所」。明治時代に作られた建屋では現在でも発電が行われていて、
その様子は隣接する三居沢電機百年館で見学できるようになっているそうです。

 


牛越橋。

 

今日はこの三居沢発電所についてです。

仙台市交通局の川内営業所や交通公園が近くにあることもあって、
お仕事で頻繁に訪れている場所なのですが、
ここが日本の発電の歴史にとって重要な場所であることを知ったのは最近のこと。

 


これが発電施設の建屋。

 

 

水力発電所としては日本で最初。
発電所としては東北で最初なのだそうです。
ちょっとややこしいですね。

 


1908年(明治41年)に作られた建屋。

 

仙台空襲の戦火も免れ、
創業当時の建屋が現存しています。
そしてこの建屋は、
「登録有形文化財」に認定されているそうです。

 

文化財

 

水源は広瀬川。水はこの管を降りてくるのか。
有形文化財

 

この場所で大正元年の古地図を立ち上げると。

 

こうです。

同じ場所にちゃんとありました。

 

奥のほう、今は交通局の敷地内でしょうか。
ここに「山三カーバイト製造所」とあります。

自力収集ではなくwikiで調べた情報で恐縮ですが、、、
それによれば、
この場所に水力発電所ができたのは1888年(明治21年)。
日本で最初の水力発電施設であると同時に、
日本初のカルシウムカーバイドという燃料用の化合物の製造地でもあるそうです。

 

カルシウムカーバイドの製造に初めて成功したのが1902年(明治35年)。
当初は三居沢カーバイト製造所としてスタートしたこの事業は、
3年後の1905年には山三カーバイト製造所の名で製造が引き継がれていきます。

この場所の古地図を初めて目にした頃は、カーバイトってなんだろう?
と疑問でしたが、これで私の中の謎の一つが解明されました。
古地図は大正元年のものですから、山三カーバイト製造所と記載されている訳です。
歴史事実と100年前の地図が時空を超え、私の頭の中で繋がりました。嬉しい。

 


広瀬川から引水した水たちは、
水力発電に利用された後は再び広瀬川へと帰っていきます。
この水路も明治のままなのでしょうか。(今なお現役)

 

ちなみにここに導かれる水は、
仙台市青葉区の郷六という地区を流れる広瀬川から取水しているとの事でした。
少しあたたかくなった頃にそちらも調べて来ようと思います。

 

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